【第2種電気工事士】取得解説 Vol.1 導入編 電気工事士とは?受験解説

私は第2種電気工事士の資格を2021年に受験、合格する事が出来ました。

体験談を含め、合格の為のノウハウについて解説していきます。

目次

第2種電気工事士とは?

電気工事を行う場合、法令により資格を持っていなければなりません。

知識や技能が足りずに電気工事を行った場合、感電による人身事故や漏電による火災などに結び付く可能性があるからです。

ホームセンターなどに売っている照明スイッチなどの箱の裏を見てみてください。
資格について注意書きが記載されています。

電気工事士の種類

電気工事士には、第1種と第2種があり、第2種は一般用電気工作物の電気工事の作業を行うことができます。

第1種は上位互換(範囲が広がる)資格といったイメージです。

本ブログでは、第2種について解説していきます。

どんな事ができる?

一般住宅や小規模店舗などの低圧(600V以下)の一般用電気工作物の電気工事が行えます。

例えば、一般住宅内の照明スイッチを変えたり、ケーブルの敷設や接続などの工事です。

どうやって受験申込するの?

書面による申し込みと、インターネットによる申し込みがあります。

『一般財団法人 電気技術者試験センター』様HPに詳細情報、申し込み手順が記載されておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。
(本ページ下部にリンクあり)

受験の費用は書面の場合は9,600円、インターネットなら9,300円なのでネットの方が300円オトクです。

私はインターネットで申し込みました。登録が少々面倒ですが、手間とコスト面ではインターネットをお勧めします

なお、後述する筆記免除の制度があり、免除対象の場合は必要な書類を集めて申請します。

学歴や年齢の制限は無いので、例えば中学生、高校生でも受験できます。

試験の仕組み

試験は1年に2度開催され、上期試験下期試験があります。

それぞれの試験の中に、筆記試験実技試験があります。

まずは筆記試験を受験し、合格したら実技試験を受験する流れです。

筆記試験には免除制度があり、条件を満たして申請する事により実技試験のみ受験して資格を取得する事ができます。例えば電気主任技術者の資格を持っていれば筆記試験は免除できます。私はこのパターンで筆記試験免除となりました。
『一般財団法人 電気技術者試験センター』様HPに詳細情報が記載されておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。(本ページ下部にリンクあり)
心当たりがある方は是非ご確認ください。

どのくらい勉強すればいい?難しい?

第2種電気工事士の場合、●●時間勉強すればOKという表現は難しいです。

電気工事士に限った事ではありませんが、人によって知識量の初期値が大きく異なる場合、どのくらい勉強すれば合格できるのかは一概に言えないです。

恐らくこのブログの読者の多くは成人の方だと思いますが、工業高校卒や高専卒で交流の電気理論を習っている方と、普通高校卒で交流の知識が薄いとその分差が開きます。

例えば、普通自動車の運転免許取得なら、概ね●●時間±●時間というように言えるかもしれません。親が車好きでサーキットで何度も運転した経験があるなら別ですが、殆どの人は初めて車を運転する状態、つまり初期値がほぼみんな同じなわけです。

こばなし

ちなみに、電気工事士とは関係ありませんが、私はMOS2016PowerPoint(パソコンのPowerPointというソフトの資格)を取得する為の試験勉強は数時間しかしておりませんが、満点合格しています。
これは仕事で毎日使っていたので初期値が高かったから数時間の勉強で合格できました。

と、あまり身も蓋もない話では仕方ないので、実際の合格率を見て実態から難しさを考えてみましょう。

これは令和3年の実績です。

単純計算(合格者/受験者)で、筆記試験の合格率は59.2%で、10人の受験者のうち約6人が合格する事ができます。
技能試験の合格率は72.8%で、10人の受験者のうち約7人が合格する事ができます。
筆記免除を考慮せずにざっくり計算すると総合的には約43%の合格率全体の半分近くの人が合格している資格と言えます。

合格者がどのくらいの勉強時間を要したのかは分かりませんが、
 ● 半分近い人が合格
 ● 年に2回の受験機会があること
 ● 筆記試験合格は次回に1度だけ持ち越せる(筆記試験免除)
ので、取得しやすい資格だと思います。

しかし、言うまでもないですが、例えば工業高校卒の知識のみで試験勉強をせずにチャレンジしてもほぼ落ちます。

試験の為の勉強も必要です。しっかり勉強して確実に合格できるようにしましょう。

合格の判定基準は?

筆記試験

60点以上で合格となります。この点数は変動するようですし、安全率や実際に現場で使う事等も加味して80点、90点以上を目指したほうが良いでしょう。(変動するのは、出題時の難易度の調整代だと思います。)

実技試験

毎年事前に公開される13品の中から1品が指定され(試験まで分かりません)、制限時間(40分)内に欠陥なく作成できれば合格となります。

令和3年の場合はこちらの13品でした。

以前は欠陥に重みづけがされており、小さな欠陥であればOKだったようですが、今は1つでも欠陥があると不合格となります。一つのミス(欠陥)も許されません。

どうやって勉強すればいい?

私の場合はテキストを購入し、独学で勉強しました。

筆記試験は免除でしたが、図面の読み方などを理解するため筆記もテキストを使って復習しました。

免除対象の方も筆記の内容(全部ではありませんが)は復習しておかないと、実技試験合格が難しくなります。
図面の読み方などを復習する時間を予め確保しておく事(スケジュールに入れておく)をお勧めします。

実技試験については全くの素人だったので、近所で教えてくれる場所を探したのですが結局見つける事ができず、インターネットで練習セットを購入し、何度も練習しました。

誰か身近に教えてくれる人がいれば技術習得が早いと思いますが、独学だけでも十分合格できる資格だと思います。
※私の場合は、人の話(話し言葉)を理解するのが苦手なので、ほかの資格取得もほぼ独学のみです。

教材について

私は技術評論社のテキストを使いました。
写真は2021年版になります。購入時は当該年のものをご購入下さい。

2021年版第二種電気工事士試験完全攻略 筆記試験編
2021年版 第二種電気工事士試験完全攻略 技能試験編

このテキストの私の所感は、

  • フルカラー、図解で分かりやすい
  • サイズが大きく読みやすい
  • 解説が丁寧
  • 交流理論の理解については+α必要

といった印象です。

個人により好みが分かれると思いますが、私はこのシリーズをお勧めします。

交流理論について初めて学ぶ方は、このテキストだけだと厳しいかもしれません。

筆記について

問題を記憶系と計算系で分けると、ほとんどの問題は記憶系です。

記憶系の問題は覚えるだけなので、本ブログでは計算問題を解説していきたいと思います。

オームの法則などの基礎から解説していきたいと思いますので、是非引き続きご覧ください。

実技について

詳しくは以降のブログで発信していきますが、どうやったら効率的に作成できるかを主眼に置いて、テキストを見ながら練習を繰り返す事が重要です。

難しい工具の使い方や難しいテクニックは無く、反復練習により練度がどんどんあがりますので、独学でも十分合格できると思います。

まとめ

今回は導入編ということで、資格の説明や受験方法について解説しました。

今後の予定ですが、まずは実技の体験談やノウハウをお話し、その後筆記試験の内容について触れていきたいと思います。

内容的には、中学生くらいの人から分かるように解説していきたいと考えております。
(交流理論に出てくる複素数は中学では習いませんが、できる限り分かりやすく解説します。)

受験申込や受験に係る詳細情報は、『一般財団法人 電気技術者試験センター』様のwebサイトをご覧いただければと思います。
試験の流れについて図を交えて説明されております。
合格基準、スケジュールなどをしっかり把握しておきましょう。

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